ストウブ(Staub)の「ベビーウォック」は、直径が16cmと小さめの両手中華鍋。
その可愛いビジュアルに惹かれて我が家にお迎えしたのですが、実際に使ってみると思っていた以上に使い勝手がよいことに気がつきました。
「これもベビーウォックで作れそう…」
「ベビーウォックを使ったら可愛いかも♪」
など、ついつい手が伸びてしまうのは、ベビーウォックマジックでしょうか?
今ではけっこうな頻度で、shell家の食卓に登場しています。
そこで、ベビーウォックがどれだけ使い勝手がよいのか、実際に料理を盛り付けた画像とともにレポートしてみたいと思います。
ストウブのベビーウォックはどんな鍋?
こちらが、ストウブのベビーウォックです。
直径が16㎝と小ぶりのお鍋。
ストウブはどっしりと重い蓋が特徴ですが、ベビーウォックの蓋はガラス製です。
もともと「wok(ウォック)」は中華鍋という意味なので、じっくり煮込んだり無水料理をしたりというよりも、炒め物や軽く煮る料理に向いています。
蓋をとるとこんな感じで、まさにミニ中華鍋ですよね。
ストウブの持ち手は四角いものが多いのですが、ベビーウォックの持ち手はこのように丸いのです。
「STAUB」の刻印が可愛いですよね~。
一度廃盤になりましたが、その後再販されました。
やはり、可愛いビジュアルと使い勝手のよさを兼ね備えたベビーウォックですから、人気があるのでしょうね。
ストウブのベビーウォックで作るおかず4選
ストウブのベビーウォックの魅力は、調理したらそのまま食卓に出せること。
スキレットなんかと同じ位置づけですね。
お鍋だけど、食器のようにも使えるので自然と出番が増えます。
ベビーウォックの定番料理と言えば麻婆豆腐
ベビーウォックは中華鍋ですから、麻婆豆腐がピッタリ。
ベビーウォックの魅力は、料理してそのまま食卓に出せること。
熱々で食べられるのはもちろん、可愛くてテンションが上がります 笑
ベビーウォック16㎝は、一人前にジャストサイズ。
麻婆豆腐が好きな次女用にたっぷり盛り付けていますが、多すぎる場合は作る量を調整すれば大丈夫。
他の小皿やスープカップなどと並べると、こんな感じのサイズ感です。
和食器やiittala、ARABIAを組み合わせていますが、洋にも和にも合う使い勝手のよさがポイント。
ベビーウォックで作る煮込みハンバーグ
トマトソースの煮込みハンバーグにチーズをのせて。
ベビーウォックの底面は直径7.5㎝ほどです。
それより大きいサイズのハンバーグを作りたかったので、フライパンで焼いています。
その後、ベビーウォックで玉ねぎとしめじを炒め、ハンバーグとトマトソースを入れて煮込みました。
ベビーウォックがあると、ちょっとカフェっぽいですよね。
中華鍋と言っても中華に限定する必要はなく、こんなふうに洋食メニューにも大活躍。
ストウブ好きな人あるあるですが、「STAUB」の刻印に萌えてしまいます 笑
スンドゥブチゲにはベビーウォックが合う
スンドゥブチゲをベビーウォックで作りました。
娘用に辛味を減らしているため、あまり赤くありませんが…。
調理の全工程から食卓に出すまで、ベビーウォックひとつで完了!
スンドゥブはもともと鍋に入れて提供されますが、ベビーウォック16cmは一人分の鍋にちょうどよく使い勝手がいいのです。
湯豆腐や一人鍋なんかにも使えます。
ベビーウォックでカツ煮も◎
カツ丼にしようかと思いましたが、ベビーウォックが使いたくてカツ煮にしました。
本当は卵トロトロつゆだくのカツ煮にしたかったのですが、卵を流し入れ蓋をして、ちょっと目を離しているうちにしっかり火が通ってしまいました 笑
ストウブって熱伝導率が高いので、思った以上に火の通りが早いのです。
トロトロ卵がお好きな方は、気をつけてくださいね。
ベビーウォックで作る、カツのみぞれ煮もおすすめです。
ストウブのベビーウォックで作る麺類・ご飯もの5選
麺類やご飯ものにも使い勝手がよくて便利なベビーウォック。
ベビーウォック16cmの容量を測ってみたら、600mlでした。
ギリギリ縁まで入れた状態で600mlなので、実際に料理を盛り付けるときはもう少し減りますが、この容量が一人前にちょうどよいのです。
熱い料理はあつあつのまま、冷たい料理はひんやり冷えた状態で食べられるのも魅力と言えるでしょう。
グラタンはベビーウォックで作ってオーブンへ
ベビーウォックで作る料理で一番回数が多かったのが、グラタン&ドリアでした。
家族の人数分を一度に作るときは大きな鍋で作ってから小分けしますが、一人分を作るならベビーウォックで作ってそのまま焼くことも可能です。
これはチキンドリアを作ったときの画像です。
けっこう縁まで入っているので、量は多めですね 笑
一人用のグラタン皿は300ml~400mlと言われているので、ベビーウォックの3分の2くらいが適量のようです。
似たような画像ですが、こちらはマカロニグラタンです。
焼きたてのグラタンやドリアが入ったベビーウォックは熱いので、食卓に出すときは鍋敷きを敷くか、お皿に紙ナプキンなどを敷いた上にのせています。
先ほどの画像では和食器、この画像ではマリメッコと組み合わせていますが、どんな食器とも合わせやすいのも使い勝手がいい理由のひとつです。
冬にベビーウォックで熱々の雑炊をいただく贅沢
前日夜にかにすきを作ったので、その残りを使って雑炊にしました。
ベビーウォックでそのまま出せば、熱々のままいただけます。
寒い冬の朝にアツアツの朝食が食べられるなんて、幸せですよね。
ベビーウォックなら石焼ビビンバのおこげもできる
「石焼ビビンバを作ってみたいけれどそれ用の鍋がない…」
そんなときこそ、ベビーウォックの出番です!
ベビーウォックにごま油を入れて薄煙が出るまで温めてから、ご飯を入れてしっかり目に火を通すとおこげができます。
かき混ぜてから召し上がれ~
石焼ビビンバは他のストウブ鍋、たとえば「ラ ココット de GOHAN」や「ピコ ココット ラウンド」などでも作れますが、ベビーウォックは16cmで口が広く開いているため混ぜやすく、使い勝手がよいのでおすすめです。
ベビーウォックで焼きそばもちょっとおしゃれに
ただの焼きそばもベビーウォックで作ると、ちょっとおしゃれに見える気がします。
目玉焼きまで、わざわざストウブのスタッカブルディッシュで作ってみたりして 笑
ちょうど焼きそば一玉がおさまります。
鍋肌に少しこびりつきが見えますよね?
具材を炒めるときは大丈夫でしたが、麺を入れて炒めているときに少しこびりついてしまいました。
でも、その部分の麺がカリカリになっておいしいんですよ。
食べ終わったら少しの間水につけておき、その後スポンジで軽くこすると、するりと汚れが落ちるので安心です。
冷やしたベビーウォックで食べる冷しゃぶ冷や麦
暑い夏に食べたくなる冷たい麺。
どうせなら、冷凍庫でキンキンに冷やしたベビーウォックに盛り付けてみませんか?
鋳鉄ホーロー鍋であるストウブは、保温効果だけでなく保冷効果も優れているため、冷凍庫や冷蔵庫でよく冷やした鍋に冷たい料理を盛り付けると冷たさがキープされ、さらに美味しく食べられるのです。
この画像も冷凍庫で冷やしたベビーウォックに、冷しゃぶ冷や麦を盛ったもの。
最後までひんやりおいしくいただけました。
冷やしうどんや冷麺、冷やし中華、カッペリーニなどにもおすすめです。
ストウブのベビーウォックで作るおつまみ2選
たまに家で「居酒屋風ごはん」や「バル風ごはん」にしたりするときも、ベビーウォックが活躍してくれます。
おつまみを作り鍋ごと食卓に出せて、しかもちょっとおしゃれに見えるというのはポイントが高いですよね。
ベビーウォックでさらにおいしいアヒージョ
エビとたこのアヒージョをベビーウォック16cmで作りました。
アヒージョをつくるときは、隠し味にアンチョビを入れています。
ベビーウォックで作ってそのままテーブルに出せるメリットは、熱々の状態がキープできることと、盛り付けの手間が省けること。
おもてなしで何品も料理をつくるとき、アヒージョのように簡単に作れてそのまま食卓に並べられるものがあると助かります。
ベビーウォックならあさりの白ワイン蒸しも簡単
旬のあさりをたっぷり使って、白ワイン蒸しにしました。
ベビーウォックは蓋がドーム状になっているので、鍋いっぱいのあさりの口が開いてかさが増えても余裕です。
テーブルの上にお皿がたくさん並ぶとき、ベビーウォックが入るとテーブルのアクセントになってくれますよ。
その他のストウブについては、こちらの記事でまとめています。
まとめ
この記事を書くために、ベビーウォック16cmを使った画像を探したのですが、思いのほか何枚もあって驚きました。
それだけ使い勝手がよいのでしょうね。
おかずや麺類、ご飯ものからおつまみまで、幅広いメニューに使えるベビーウォック。
ひとつ持っていると、毎日の料理や食事が楽しくなること間違いなしです。
「次に買うストウブは何にしようかな?」と迷っている方にもおすすめです♪