女子のお弁当は、味だけではなく見た目も大切。
パッと華やかでおしゃれ、かつ食欲をそそるお弁当を作りたいものですよね。
この記事では、夫や娘たちのお弁当を作り続けてきた筆者shellが、毎日のお弁当作りに愛用しているアイテムを5つご紹介したいと思います。
どれも使いやすく、女子のお弁当作りに活躍してくれているアイテムです。
それぞれのアイテムの使い方やポイントもまとめているので、よかったら参考にしてみてくださいね。
キレイな黄色の卵焼きをつくる「たまごのなめらかスティック」
お弁当作りに欠かせないアイテムのひとつめが、「たまごのなめらかスティック」。
たまごのなめらかスティックは卵を混ぜるためのアイテムで、お弁当の王道おかず「卵焼き」をキレイに作るのに欠かせません。
卵を混ぜるときは楕円の穴があいた方を使い、もう一方はヘラとして使えます。
たまごのなめらかスティックには、次のような特徴があります。
■黄身と白身が均一に混ざる
■素早く混ぜられる
外側も断面も均一な黄色の卵焼きに
色鮮やかな黄色の卵そぼろも簡単!
美しい黄色のオムライスもお手のもの
目立つことなくしっかり味移りを防ぐ「セリアのお弁当カップ」
お弁当って、ご飯におかずの味が染みたり、隣り合わせたおかずが味移りしたりするのも、おいしさのひとつかもしれません。
しかし我が家の娘の一人は、味移りするのを嫌がるのです…。
そのため、味移りを防いでくれる「お弁当カップ」が欠かせません。
これまでに紙製のカップやシリコンカップなど色々なカップを使ってきましたが、最近のお気に入りがセリアのお弁当カップなのです。
中身はこんな感じで、透明なカップにホワイトとブラックの文字入り。
いつもセリアに行ったときにまとめ買いしています。
このお弁当カップのメリットは、次の3つ。
■油ものやべっとりしたタレにも強い
■深型&しっかりした作りで詰めやすい
目立たないからキレイに詰められる
この画像のお弁当でも、ピーマンの肉詰めと奥のパプリカとキノコの炒めもの、こんにゃくのきんぴらにお弁当カップを使っています。
よく見るとカップが少し覗いているのがわかりますが、それほど目立ちませんよね。
私はいつもお弁当を詰めるときに、<お弁当カップができるだけ見えないように気をつけていますが、このカップは透明で目立たないので使いやすいのです。
汁気に強く油やタレをしっかりガード
このお弁当に入っているつくねのタレもしっかりガードして、染み込みや味移りを防いでくれます。
一時期、曲げわっぱに合うと思い未晒しの紙製カップを使っていたのですが、タレや油がカップに染みてしなしなになってしまうんですよね。
そこで次に内側だけコーティングされたタイプの紙製カップにしたのですが、今度はカップが目立つのが気になってしまう…。
最終的にたどり着いたのが、このお弁当カップというわけです。
これもタレの絡んだ酢豚をお弁当カップに入れています。
隣のさつまいもの茶巾絞りや卵焼きに味移りする心配もいりません。
しっかりした深型なのでおかずが詰めやすい
このお弁当カップは深型なので、高さを出したいときにピッタリ。
しっかりした作りなので、おかずを入れてカップが多少広がっても、手でキュッと押さえながら詰めれば高さをキープすることができます。
使いやすいお弁当カップを探している方におすすめです。
お弁当の仕切りに使える「ワックスペーパー」
3番目のお弁当作りの必需品が、「ワックスペーパー」です。
ちなみにこの2つはどちらもセリアのもの。
ワックスペーパーはお弁当箱全体に敷きつめたり、サンドイッチを包んだりするのに使えますが、私は主に仕切りとして使っています。
私はよくご飯とおかずの間に、彩りのためのリーフレタスや大葉を入れるのですが、このときご飯とレタスの間にワックスペーパーを挟んでいます。
なぜかというと、ご飯とレタスが接した状態で時間が経つと、ご飯の水分を吸ってレタスのその部分が変色したり、しんなりしたりするからです。
ご飯とおかずをワックスペーパーで仕切る
お弁当箱にご飯を詰めたら、こんなふうにワックスペーパーをカットしたものを置きます。
そしてワックスペーパーに重ねるようにして、レタスを詰めるのです。
おかずの油分や水分もレタスの変色を招きますが、そちらはおかずカップに入れることで防げます。
サンドイッチとおかずを同じお弁当箱に詰めるときも、ワックスペーパーで仕切ります。
ただしサンドイッチの場合は、おかずの水分が移って湿っぽくなると困るので、大きめに切ったワックスペーパーで包み込むようにしてサイドも底もしっかりガードしています。
女子のお弁当にピッタリな花柄なので、見えるように大きめにカットしました。
味が混ざらないようにおかず同士を仕切る
スペイン風オムレツとさつまいもの茶巾絞りの間に、ワックスペーパーを挟んでいます。
一応どちらのおかずもお弁当カップに入れていますが、移動中にオムレツの下のケチャップが茶巾絞りにつかないように仕切っているのです。
おしゃれなワックスペーパーなら、わざと見えるように入れるのもアリですね。
以前は雑貨屋さんでワックスペーパーを購入していましたが、今は100円均でも扱っているのでそこで購入することも多いです。
お弁当箱に敷いて汚れ防止&おしゃれ
バスケットをお弁当箱として使うために、全体にワックスペーパーを敷き詰めています。
汁気のないおかずを選べば大丈夫。
ワックスペーパーを一枚上にのせてから蓋をします。
普通のお弁当箱にワックスペーパーを敷き詰めてから、サンドイッチを詰めました。
おしゃれな柄のワックスペーパーを選べば、お弁当のアクセントになります。
何種類か用意しておいて、お弁当箱やおかずに合わせて使い分けるといいですね。
女子のお弁当をおしゃれに彩る「極小生抜」
女子のお弁当をおしゃれに可愛く魅せてくれるのが、「生抜」の極小サイズ。
この極小サイズというのがミソです。
女子のお弁当箱は小さめなので、普通サイズの抜き型では大きく感じることもありますが、極小サイズだとお弁当の飾りとしてちょうどよいのです。
そぼろの上のにんじんを生抜で抜いています。
サイズ感がピッタリですよね。
これも同じく二色そぼろ弁当ですが、となりのりんご型のコロッケの葉っぱを生抜で抜きました。
ちなみにこの葉っぱにはスナップエンドウ、じくには揚げたサラスパを使っています。
葉っぱ型の生抜はこのりんご型コロッケに使う予定で購入したのですが、実際に作ってみると思った以上に可愛くできて気に入っています。
このお弁当では、たこ飯の上のにんじんとラディッシュに桜型の生抜を使っています。
ラディッシュにギュッと生抜を押し込んで、その部分の皮だけナイフで剥ぐと出来上がり。
このラディッシュが気に入って、夫のお弁当用に一時期繰り返し作っていました。
おにぎりの上にビアハムと薄焼き卵の型抜きを重ねていますが、一番上を生抜で抜いています。
ミニミニサイズが可愛いですよね。
生抜は小さい割に値段が少し高めなので、少しずつ揃えました。
100均でも極小サイズの抜き型がありますが、生抜きとは使い勝手が全然違います。
生抜は型を抜く部分が非常に薄く鋭いため、にんじんなどの硬い野菜でも抜きやすいのです。
一方、100均の抜き型はかなり力を加えないとうまく抜けないことも…。
細かい部分までキレイに抜ける生抜をおすすめします。
小回りがきいて飾り切りしやすい「パーリングナイフ」
女子のお弁当に必須の飾り切り。
ひとつプラスするだけで華やかさがアップします。
私が飾り切りをするときに長年愛用しているのが、ビクトリノックスの「パーリングナイフ」です。
正確に言うと「ウェンガー」のパーリングナイフなのですが、ビクトリノックスに合併されたため、現在は画像の十字マークのついたパーリングナイフは販売されていません。
このパーリングナイフは刃渡りが短いため小回りがきいて、細かい飾り切りもラクにできます。
野菜の飾り切りで女子のお弁当を華やかに
ねじり梅もパーリングナイフなら作りやすいのです。
飾り切りしたにんじんの白だし煮は、一度にいくつか作って冷凍しておくと便利。
にんじんの白だし煮の作り方は、下記の記事をどうぞ!
にんじんとラディッシュの飾り切りをしました。
とくにラディッシュのように細かい細工には、小回りのきくナイフが役立ちます。
ラディッシュをバラのように飾り切りしています。
パーリングナイフを手に入れる前はペティナイフを使っていたのですが、刃に厚みがあって少しやりにくいのです。
このパーリングナイフは刃が薄いので、繊細な飾り切りができます。
ゆで卵も飾り切りでおしゃれに
ゆで卵をギザギザにカットするときも、パーリングナイフを使っています。
細い刃なので、細かく切込みを入れられてキレイに仕上がります。
フルーツの飾り切りもラクにできる
りんごを市松模様に、みかんをギザギザに飾り切りしました。
市松模様は格子状に切込みを入れて、皮を交互に剥いでいくのですが、パーリングナイフなら小回りがきいてとてもやりやすいのです。
調べてみたらこのナイフ、もう11年も使っていました。
こんなに長く愛用しているということは、やはり使いやすいからなんでしょうね。
手軽に飾り切りを楽しみたい方におすすめです。
そのほかのお弁当の記事はこちら。
まとめ
女子のお弁当をおしゃれに魅せる5つのアイテムをご紹介しました。
毎日お弁当を作っていると、マンネリになってしまうこともありますが、新しいアイテムを取り入れることでワクワク感がプラスされ、お弁当作りを楽しめるようになるはず。
気になるアイテムがありましたら、ぜひ活用してみてくださいね。