マリメッコ(marimekko)の食器は、北欧好きの方に大人気。
モノトーンからカラフルなものまで、さまざまなデザインがあるため、幅広い年齢層から選ばれています。
でも逆に、あまりに種類が多くて何を選んだらよいのか、自分に使いこなせるのかどうか悩んでしまうこともあるのでは?
そこで、マリメッコの食器が大好きな筆者shellが、実際に使用している画像とともに、マリメッコプレートの使い方と本当に使いやすいおすすめの食器をご紹介したいと思います。
マリメッコの食器選びに迷っている方、必見です!
オールマイティーに使える「マリメッコ20cmプレート」
マリメッコのお皿というと、最初に思い浮かべるのは20cmプレートではないでしょうか?
私が一番オススメしたいのが、このサイズのプレートです。
マリメッコの食器は厚みがあって丈夫なので、気兼ねなく使うことができますよ。
メインのおかずをのせるのにちょうどよいサイズ
このマリメッコのプレートは、縁の部分がわずかに立ち上がっているだけで、フラットな作りになっています。
いわゆる「リム」がないので、プレートを広く使えて盛り付けやすいのが特徴。
この画像はトンテキをのせていますが、こんなふうにメインのお料理と付け合せを盛るのにちょうどよいサイズです。
こちらの「シイルトラプータルハ」のドット柄は、和食器と組み合わせても違和感がありません。
左のボウルや奥のスクエアプレートもマリメッコですが、汁椀やご飯茶碗、お箸と並べてもいい感じですよね。
また、モノトーンなので料理が映えやすく、柄があってもうるさく感じないのも嬉しいポイント。
唐揚げやハンバーグ、焼き魚、生姜焼き、ハムエッグなど、何にでも合う食器だと思います。
娘に盛り付けを頼んだら、こうなりました…。
ちょっとお皿の大きさに対して、エビフライが多すぎますね 笑
こんなふうに、コロッケやエビフライなんかの何気ない普通のおかずも引き立ててくれます。
このプレートに合わないとしたら、汁気の多すぎるおかずくらいでしょうか?
マリメッコのお皿は大きめの取皿としても使える
こちらは、ホットプレートで餃子を焼いたときの取り皿としてマリメッコのプレートを使っています。
上に餃子のタレを入れた豆皿をのせて。
イッタラやアラビア、和食器とさまざまな食器と合わせていますが、うまくまとまっている感じがしませんか?
普通サイズの皮で作った餃子が、ちょうど5つのるサイズです。
こちらのデザインのシイルトラプータルハも、可愛いですよね♪
これはピザを焼いたときの取皿として使っています。
マリメッコのお皿はカジュアルな雰囲気があり、普段づかいにピッタリです。
お家でたこ焼きを作ったときも、取り皿としてマリメッコを選ぶことが多いのです。
我が家のたこ焼きプレートは1個が大きめなので、この20cmプレートがちょうどいいサイズなんですよね。
お好み焼きやホットケーキなどを取り分けるのにも、使えます。
マリメッコプレートに市販のチキンとポテトをのせただけ…笑
サイズ的にはこんな感じです。
マリメッコのプレートが端に半分しか見えていませんが、卓上フライヤーで串揚げをしたときのコーディネートです。
揚げたての串揚げをのせる取り皿として使っています。
余裕のあるサイズなので、欲張って串揚げをいくつものせても大丈夫。
少し柄のある食器をプラスすると、食卓が華やぎます。
殻付きの牡蠣を蒸し焼きにして、マリメッコプレートにのせました。
大きな牡蠣だったので、20cmプレートがジャストサイズです。
メイン料理を盛り付けたり、取り皿にしたりと使いやすくて丈夫、そしてなんと言っても可愛い!
最初にマリメッコの食器を揃えるなら、この20cmプレートがおすすめです!
料理をグンと引き立ててくれる「マリメッコディーププレート」
マリメッコの20cmプレートと並んで、もう一つお気に入りの食器が、ディーププレートです。
このお皿を初めてみたとき、まさに一目惚れ状態でした。
「シイルトラプータルハ」のブラックの模様が縁取りのようになっていて、インパクトがあるのにとてもシックで素敵なデザインですよね。
このお皿の魅力は、デザインはもちろんですがこのフォルムにあります。
中央が深くなっており、まわりにリムがある、いわゆる「スープ皿」。
お料理を盛り付けると、額縁に入った絵画のように引き立ててくれるのです。
この画像のようにトマト味のロールキャベツも、まるでレストランで出された一品のように見えませんか?
それも、このお皿のフォルムとデザインのおかげです。
マリメッコのディーププレートは、こんなふうにパスタにも使えます。
でも、こちらのディーププレートの中央部分は、意外と小さめです。
直径が13cmでくぼみの高さが3cmほど。
スープパスタや具沢山のパスタには、不向きかもしれませんね。
この画像のパスタも、ほかにも料理が何品かあったため、1人前より少なめに盛り付けています。
ペンネのようなショートパスタにはちょうどよいサイズですが、よく食べる男性の場合、少し物足りないと感じるかもしれません。
フラットなプレートよりもグッと盛り付けやすく、おしゃれに見える気がします。
きのこ入りの煮込みハンバーグです。
こういった料理はボウルに盛ることもできますが、マリメッコのディーププレートだとリムの模様が料理を引き立ててくれる気がします。
いつもより少しだけ特別感を出したいときに、ディーププレートがおすすめです。
この画像では、ポトフを盛っています。
もともとはスープ皿なので、このようなスープやシチュー、スープカレーなどにピッタリ!
このプレートの使い方のポイントとして、ギリギリまで入れずに、余裕をもたせて盛り付けることが大切です。
リムのギリギリまで入れると、下の画像のように…。
ニョッキを盛り付けたのですが、なみなみと入れたせいでリムまであふれてしまっています…笑
こうなると、せっかくのシイルトラプータルハの素敵な柄が隠れてしまい、台無しですよね。
先ほどのマリメッコ20cmプレートは、和洋中を問わず何にでも合いますが、このディーププレートは洋食向き。
少しだけ特別感があり、テーブルにこれ一枚をプラスするだけでテンションが上る食器です。
意外と用途が広い「マリメッコのラテマグ」
マリメッコの食器の中でも手頃な価格で手を出しやすいのが、「ラテマグ」。
「ウニッコ」や「ヴィヒキルース」、「シイルトラプータルハ」、「プケッティ」などなど、さまざまなデザインが展開されていますよね。
ラテマグという名前から言っても、飲み物を入れるのが本来の使い方なのでしょうが、それ以外でも意外と使い勝手がいい食器なのです。
これはおやつタイムに、緑茶を入れて使っています。
コーヒーや紅茶、烏龍茶など、飲み物なら何でも合います。
マリメッコのラテマグは厚みがあるので、熱々のお茶が入っていても、比較的持ちやすい方ではないでしょうか。
イッタラのオリゴのように薄いカップだと、熱すぎて持てないんですよね。
何も入っていないように見えますが、杏仁豆腐が入っています。
杏仁豆腐の素を使って、娘が作ってくれました。
マリメッコのラテマグは、ゼリーやヨーグルトなんかにも使えます。
▶今なら2023年新作のヴィヒキルースのラテマグが発売されています。
私がけっこう気に入っているのが、茶碗蒸しの器として使うこと。
アップの画像が見つからず、引き気味の画像ですが、イワシフライの奥に写っていますよね。
このラテマグの中身は、茶碗蒸しです。
まわりはすべて和食器ですが、まるで自分も和食器であるかのように馴染んでいます 笑
和食に使うときは、「シイルトラプータルハ」一択。
おひたしや酢の物、五目豆のようなおかずを、小鉢代わりにラテマグに盛り付けてみてもいいですね。
ラテマグは単品はもちろん、20cmプレートやディーププレートとあわせても使える食器なので、ひとつ持っているととても便利ですよ。
小さなおかずやスイーツにも使える「マリメッコスクエアプレート」
洋食器ではあまり見かけない、スクエアプレート。
大きいサイズはあっても、こんな小さめのスクエアプレートは珍しいですよね。
初めて焼いてみた少しいびつなメロンパンがのっているのが、マリメッコのスクエアプレート。
コーヒーの入ったラテマグと同じ、「クルイェンポルヴィ」のお皿です。
マリメッコの数多くのデザインの中で、「シイルトラプータルハ」と並んでこの柄もお気に入りです。
最近は、スクエアプレートの柄の種類がかなり増えましたよね。
こんなふうに小さめのパンやスイーツをのせるのに、ちょうどよいサイズです。
どうしても丸いお皿が多くなるので、たまにはこんなお皿を使うと気分転換になります。
このサイズでこの形のお皿は、和食にも◎
冷奴をのせても、ぜんぜん違和感がないですよね。
トンテキの画像にも載っていましたが、マカロニポテトサラダを盛り付けています。
副菜にちょうどいいサイズ。
おひたしやお刺身、漬物など、思いのほか色々なお料理に合うのです。
派手すぎない柄を選んでおくと、活躍の場が広がります。
小さめサイズがが可愛い「マリメッコボウル」
マリメッコのボウルの中でも、一番小さいサイズのボウルの使い勝手がよく、ひとつあると便利です。
ちょっとした副菜やヨーグルト、スープ、グラノーラと、何でも入れられます。
こんなふうにたこ焼きをするときの、具材入れにも。
おつまみのナッツを入れています。
もちろん、プレートやラテマグと一緒に使うのもあり。
「シイルトラプータルハ」や「ラシィマット」のようなモノトーンのデザインなら、違う柄を組み合わせてもおしゃれっぽくまとまります。
柄の雰囲気をたしかめるために、最初にこのボウルやラテマグを購入してみるのもいいかもしれません。
実物が気に入ったら、20cmプレートやディーププレートを揃えていくのも一つの手です。
まとめ:マリメッコの食器はいつもの食卓をセンスアップしてくれる
マリメッコ(marimekko)の食器をご紹介しましたが、いかがでしたか?
購入当時はものすごく欲しかった食器でも、時間が経つと飽きてしまい、自然と使わなくなってしまうものもありますが、マリメッコの食器は今でもバッチリ現役です。
いきなり家族分揃えようとするとハードルが高いので、まずは1枚だけ購入してみるのもよいかもしれませんね。
自分一人のランチやおやつタイムに使ってみて、可愛さや使いやすさが実感できてから揃えていっても遅くはありません。
まずは20cmプレートかラテマグ、ボウルあたりから試してみることをおすすめします。
あなたのマリメッコの食器選びの参考にしてもらえたら、嬉しいです。